every little thing every precious thing

今日は、今シーズン4試合目の甲子園。
ここまでの戦績は0勝3敗。
まだ1度も藤川球児を見ていない。
今日こそはと望んだヤクルト戦。


またしても、勝てませんでした。
でも、球児が見れました。
素晴らしかった。


10回。
全球ストレートで三者凡退。
三振は一つもとれなかったけど、内野ゴロに2つにボールの下を叩いたっぽい力のない外野フライ。
全く危な気ないピッチング。


11回。
ストレートのスピードが少し落ちた感じ。
芯を食われたいい当たりのセンターライナーの後、センター前にクリーンヒットを食らう。
ストレートが150キロ超えない。
でも「代打オレ」古田には力のあるストレートでこの日最初の三振を奪う。


藤川よくやった。お疲れ様。
でも11回裏は下位打線。得点はあまり期待できないな。
12回はダーウィン?江草?能見?どちらにしても不安だなと感じていたら、
11回裏2アウトランナー3塁のチャンスで、藤川がそのままバッターボックスに・・・
まじかよ。


12回。
ピッチング練習では明らかなボール球を投げていた。
(今思うと、変化球の練習してたのかな?)
1番青木相手に初めての変化球2球。ストレートも150キロでるかでないかで、結局フォアボール。
やっぱ3イニングはつらいんじゃ・・・
心配でガクブル。


2番リグスからは再び全球ストレートで三振を奪う。
3番岩村へのストレートは全球150キロオーバーで、この日最速の153キロを記録。三振。
球児凄い、凄すぎる。


でも、4番ラミレスへの初球のストレートはまさかの130キロ台。
2球目をクリーンヒットされて、2アウト1,2塁。
やばい。


この辺りから、3塁側スタンドから「がんばれ球児」の声援が全体に広がる。
一方で少ないながらも応援するヤクルトファンの声援もはっきりと聞こえる。
とっくに10時を回っていたので、鳴り物なしの、声とメガホンだけの応援が交差して、
ちょっと異様な雰囲気。


5番ラロッカへの初球も130キロ台。
やばい?
いや、やっぱり球児は凄かった。
その後は全球150キロ超のストレートで、フルカウントから三振を奪う。
結局この回のアウトはすべて三振。
もう、泣けそうだった。


で、阪神タイガース
12回の裏。
あっさり3者凡退。
いや、赤星は少しはファールで粘ったし、片岡も三振しなかったか。はぁ。
でも、引き分け。勝たなきゃ意味ないじゃん。


球児は本当に凄い。
その球児を見られたのは嬉しいんだけど、
でも、だからこそ大切にしてほしい。
こんな使い方されててら、壊れるよ絶対。


ウィリアムス、球児が死守した5イニングの間に1点も取れない攻撃陣も情けないなぁ・・・
正直、この展開で勝てないんじゃ今シーズンは厳しいなと感じた。
中日の強さが投手と守備を中心とした守りにあるので、大型連敗はあまり期待できないし。
直接対決で中日を叩く強さを今の阪神には感じないし。
去年の今岡が帰ってきたら、少しは期待できるんだけどなぁ。